イギリスの食べ物事情 ~国際化と健康志向は世界共通?~

ヨークシャーの片田舎の友人宅で、私は友人とフィッシュ&チップス1人前を
半分ずつにして食べました。
半分で十分おなかいっぱいになります。
(ロンドンでは1人前を食べきれず、ポテトは半分以上残しました)
値段は聞いていないのですが、おそらくロンドンの半額くらいだと思います。
友人宅近くのお店は中国人が経営しているそうですが、
正直、ロンドンで食べたのよりも美味しかったです。

ただ、ロンドンではひとりぼっちだったし(食事は誰かと食べた方が美味しい)、
言葉が分からなくて不安で緊張していたし、単純に比較はできないかもしれません。

友人の旦那さん(イギリス人)に「普段フィッシュ&チップスは食べないの?」
と聞いてみると、フィッシュ&チップスの油でベトベトになったお皿を見せながら、
「こんな感じだから、年に2,3回しか食べないよ」とのこと。
「本当にフィッシュ&チップスは伝統料理になってしまったんだ」と、
私は何だかとってもさみしくなりました。

その後、ロンドンの飲食店の話になりました。
10年前のロンドンでは日本食のお店を見ることはほとんどなかったけれど、
今や日本食のお店は普通になったとのこと。
そういえば、ロンドンのキングスクロス駅でも店名が日本語の食べ物屋さんを
見かけたような。(日本食のお店かどうかは分かりません)

アメリカ資本のカフェや世界各国の様々な飲食店が増え、
ロンドンはすっかり国際都市に変化したそうです。
日本も一昔前に比べるとカフェだらけになり、
大抵の国の料理は食べることができるようになりました。
イギリスも日本も同じなのかもしれません。

ロンドンのホテルでは、部屋に湯沸かしポットがありました。
そして、インスタントコーヒーやティーバッグとともにミルクが用意されていました。
そこに日本では見かけないものが。
何か分からなかったので調べてみると、オーツミルクとのこと。
日本で言うところの、豆乳のようなものでしょうか。
ビーガンの広まりも日本と同じだなと思いました。(日本が真似ているのか?)

せっかくなのでオーツミルクをインスタントコーヒーに入れてみました。
まずくはないし、ミルクほどではないにしろコーヒーがマイルドになりましたが、
やはり飲み慣れていないのでミルクの方がいいなと思いました。